佐藤烓(さとう けい)さんのところへ行った翌日は、同じ群馬県の嬬恋村へ、友人と野草に会いに行きました。
友人のリエチャンは今年の春に嬬恋村に引越しました。
目の前に浅間山が見える、自然豊かなところ。
近所にもいろいろと野草が咲いていたようでしたが、夏も終わって、お花も少ないとのことで、リエチャンとお父さんお母さんにとっておきのお花スポットに連れて行ってもらいました。
車で走る別荘地は、秋の高原の空気がとても気持ちよいです。
なんだか、林の中の雰囲気がドイツに似ております。
果実ハンターであるお父さんは、途中寄り道して、山葡萄摘み。
目的のお花スポットにつくと、そこは冬、スキー場のゲレンデとなる斜面でした。
すぐ下には国道も走っているところですが、ちょいと上がるといろいろな野草が咲いていました!
以前ドイツで見たマツムシソウの話を書きましたが、そのとき以上に沢山のマツムシソウ!!
茎・葉が赤く紅葉しているのもあるワレモコウやアキノキリンソウ、思った以上に沢山群生しているウメバチソウはちょうど見ごろというように咲きほこってました。

キキョウはもうさすがに終わりで、名残のちいさな蕾をひとつ見つけました。
逆に、リンドウはまだこれからといったところ。早いものが一輪二輪咲いていました。
でも、同じリンドウの仲間で、大好きなハナイカリを久々に見てまた大興奮!!
しかも群生してるし。
で、これまた好きな花で、やっぱりリンドウ科の二年草、絶滅危惧種とかにもなっちゃっている、ムラサキセンブリをお母さんが発見。
これはさすがに2株しか見つけられませんでした。
お母さんは野草にすごく詳しいです。
山で野草を探すとき、詳しい方と一緒だと楽しさ倍増です。
何回も来ているけど、ヤマラッキョウは、今回初めて見つけたそうです。

ヤマラッキョウの近くにはスズランのかわいらしい実が成っていました。
ほかにも、ちょっと思い出しただけで、ヤマハハコ、ツリガネニンジン、オトギリソウの実(あとで調べたらシナノオトギリの様です)、ノアザミ、ノコンギクなどなど・・・
野草だけじゃなく、動物にもいろいろ会えるようです。
リエチャンはニホンカモシカに出会ったらしいし、お父さんは温泉につかっていたら、ヤマネがお湯にポチャンと落ちてきたり。
夜は久々に天の川を見たし。
あー、また違う季節に見に行きたいです。
それよりも、住んでしまいたいです・・・
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