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2006年9月17日 (日)

ビーゼのマツムシソウ

Dscn0005 ブログのタイトルには「都会で野草となんだかんだ」

なんて書いているのに、いまだ野草のことを書いていないことに

気づきました・・・

そこで、ドイツに行ったときに見た野草のお話。

あちらでは、野原・草原のことを“Wiese(ビーゼ)”といいますが、

ボクが過ごした南ドイツのWernauという町はちょっと田舎で、

外に出れば、ビーゼがあちこちにありました。

もちろん日本では見かけないおはなが沢山。

花の大きなクリーム色のオドリコソウのなかま、

カモミールやユーフォルビア。ピンクのかわいいマンテマ。

黄色くてピカピカしているから、バターの花、

Butter-Blume(ブッターブルーメ)とみんなが呼んでる“Scharfer-Hahnenfuß”。

調べたところ、鮮やかなキンポウゲって意味でした。

そのまんまです。

でも、日本で見るのとまったくおんなじおはなも沢山見つけました。

ゲンノショウコにそっくりなフウロソウの仲間や

ノコギリソウ。イトシャジンやイワギキョウ。

その中でも、ボクの大好きな花のひとつ、

マツムシソウも日本の高原に咲いているのとまったく同じものが

ちょっと散歩するとそこらの野原に咲いていました。

山にいかなきゃ見られないおはなが、それこそ、

東京でいえば、タンポポレベルでしたよ!

それだけで、わーい!というかんじで、いつも散歩ばかりしていました。

あちらで買った図鑑によるとマツムシソウは

“Wiesen-Witwenblume”というそうです。

野原のやもめ花?ちょっと意味がわかりません。

日本では夏から秋にかけて咲きますが、

5月に行ったときには、もうあちこちで咲いていました。

やっぱり、緯度も高いし、涼しいからでしょうか。

(あーまた、けっきょくどいつばなしでした・・・)

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