アルバイト
ドイツではお仕事のことは“アルバイト”といいます。
去年の秋、ドイツに行ったとき、Gartenarbeit (にわしごと)をさせてもらう機会がありました。
ウチの奥さんがお世話になっていた“Frost”のフロストさんちで庭づくり。
事務所・工房・自宅を兼ねた建物は、広い芝生の庭をはさみ二棟に分かれています。
建物のグレーと芝のグリーン、対比が美しいシャープな感じ。
さて、玄関とガレージの間に、8メートルぐらいの砂利を敷いてあるスペースがあり、そこになんでもやっていいよ!とのことで、マリオンとパリスのフロスト夫妻に、どんな感じにするのがよいかいろいろ聞きながら (と、いっても僕はドイツ語どころか英語もぜんぜん話せません・・・) プランを考える。
「ホントに好きなようにやっていいよ!」と、言われるといつもと勝手が違うので、逆に悩んでしまったり・・・
で、あちらのガーデンセンターやらナーセリーやらに連れて行ってもらい、材料探し。
そうしたら、あるわあるわ、びっくりするくらい、見覚えのある日本の植物が並んでました。
マメツゲやら、イヌマキ、ヤマボウシ、ツリバナ、イチイ、ニシキギ、マユミなどなど。
特にモミジ・カエデ類とタケの種類は豊富。
それと、イチョウが流行っているようであちらでは“Gingyo”というようです。
“銀杏”をギンギョウと読んだのでしょうか?
でも、仕立て方が違うのか、みんな微妙に顔が違うけど、それが逆に面白かったりして。
で、結局、シャープな日本庭園のような感じがいいかなぁ、と、イヌマキ・マメツゲ・ベニシダレなどとフッキソウ・コクリュウなどの下草を買いました。
そんなに巻かなくていいのに・・ってくらい、麻布を枝葉にぐるぐる巻き。
なかなか、豪快です。
案の定、小枝が折れてました。
あとは、変化をつけるために使う、黒い砂利を探すだけ。
出来れば那智黒みたいなのがあればよいけど、種類は少ないし、
あっても日本では駐車場に敷いてある砕石のようなものばかり。
そんな感じで見る限り質が悪いのにしかも高い!
さてどうしよう・・・
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