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2006年12月13日 (水)

テッセン

Img20061201_00009

季節はずれですが、鉄線です。
キンポウゲ科センニンソウ属またはクレマチス属で“Clematis(クレマチス)”はギリシャ語の「clema(巻き上げ、つる)」が語源で、その名の通りつる性の宿根草。
キンポウゲ科って、かわいくてキレイな花を咲かせるものがいろいろあるんで好きなんですが、有毒のものもけっこうあるのでおっかないです。
トリカブトとかクリスマスローズとか、アネモネ、オダマキ、ヨウシュヤマゴボウ、フクジュソウ・・・挙げたらきりがないです。
クレマチスにもあるようです・・・よ。

で、テッセンは夏に紫色などの大きな花をつける植物です、といいたいところですが、これが紛らわしいんですが、正しくは「鉄線」というのは江戸時代に中国から渡来した、白い花弁に紫色の弁化したおしべが特徴のクレマチスの一品種(原種)のことで、カラフルな花色のものは「クレマチスのほかの品種」になります。
クレマチスはいろいろな品種があって、大きく9~11系統ぐらいに分かれてて、それぞれ原種である親の性質によって剪定の仕方とか違ってたりするんで、けっこうはまる人も多いみたいです。
ボクも一時期は、気に入ったかわいい花のやつを挿し芽して殖やしたりなんかしてました。
テキセンシス系とかインテグリフォリア系とかの釣り鐘型っぽいのがかわいいんです。
日本に自生している仙人草(センニンソウ)、草牡丹(クサボタン)、半鐘蔓(ハンショウヅル)なんかもちょっと地味ですがかわいらしくて好きです。

さて、今は剪定時期ではないのですが、先日お伺いしたお宅のクレマチスの枝があばれていたので誘引しなおしてきました。
一見、茶色くて枯れたみたいに見える枝も、よく見ると小さな芽がついていて、うっかり折らないようにしなきゃならんのです。

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