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2007年2月10日 (土)

日光

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「にっこう」ではないのです。
「ジッコウ」と読みます。また椿の話。
いつもお世話になっている本法寺様で植えた椿たちも次々咲きはじめていました。

これは「紅唐子(ベニカラコ)」っていう品種。
でも、この花はベニカラコというより別の品種「ト伴錦(ボクハンニシキ)」ってのに似
ています。
ホントに椿の品種はたーくさんあって、いつになっても見分けは難しいですわ。
で、真ん中の雄しべが弁化(花びらみたいになる)した唐子咲きって呼ばれる花形が特徴
で、有名な唐子咲きの花に「ト伴(ボクハン)」ってのがあります。
ボクハンのほうは真ん中の部分がクリーム色~白になります。
ところで、この紅唐子とト伴は関西では対の名前で呼ばれています。
紅唐子のことを「日光ジッコウ」、ト伴を「月光ガッコウ」と呼ぶそうです。
趣きある呼び方で好きですが、これがまたややこしくなるのですわ…

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左から…

姫侘助(ヒメワビスケ)」は最近発見された品種。
桃色の地に桃色の縦絞りが入ってます。
まぎらわしいのでは、「雛侘助(ヒナワビスケ)」なんて似た名前のもありますが、ヒナ
のほうは、ヒメワビスケよりもっと花が小さい濃いピンク色の花です。

真ん中は「タマアメリカーナ
白覆輪がきれいで有名な「玉之浦(タマノウラ)」を交配親に用いて、アメリカのヌチオ
ズナーセリーってとこで作られた八重咲きの品種です。
タマノウラはヤブツバキの突然変異で、五島列島の玉之浦町で見つかり、その当時は「幻
の椿」なんてことで、一枝で何万円(!?)とかって感じで取引されたり、たいへんなブームになったそうですよ。
挙句、原木は枯れちゃったそうですよ。
…恐ろしいことです。

菊月(キクヅキ)」はメタリックピンクの花です。ちょっと香りがあるのと、花びらが真ん中で折れるキキョウ咲きなのが特徴です。

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これは「蝦夷錦(エゾニシキ)」
枝変わりといって枝によっていろいろ違う花をつけることが多くて、白地に縦絞りや小絞
り、白覆輪などいろんな絞りがでるとってもきれいなツバキ。
なかには、ほとんど赤の花もつけたりします。
ただ、最近はエゾニシキのような江戸の頃の椿は本物の樹がなかなか見つからないようで
す。
実は、こちらに最初植えた樹は、エゾニシキではなくて枝変わりの品種「錦重(ニシキガ
サネ)」ってやつでした。
「きれいな縦絞りの椿を」ということだったのに、咲いてみたらほとんど赤花・・・
調べてみたら、枝変わり品で赤花を咲かせるニシキガサネというものだったことが判明。
サスガにこれには参りましたよ。
それから本物のエゾニシキを探すのはなかなかタイヘンでした・・・
でもそうやって苦労した分、きれいな花を咲かせてくれると嬉しくなりますよ。

入れてから2シーズン目を迎えて、ようやくきれいな花を見せてくれそうです。

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