春の林を彩る野草
昨年度までは毎週木曜日の開催だった「Pappus 野草の草盆栽教室」でしたが、今年度から多くの方からのご要望にお応えするため、時間帯に加えて曜日も生徒さんのご希望をうかがうことが可能となりました!
お勤めされている方も週末などにご参加いただけるようになりましたので、お気軽にどうぞ!
と、いうわけで、心機一転して2007年度第一回目の今月は、『春の林を彩る野草』というテーマで、春の明るい林内で育つ野草や雑木を使った草盆栽をつくります。
植物は主木としてサワフタギ、添え草は斑入りのフウチソウとこれから葉を広げるクジャクシダ、根締めにかわいらしいチゴユリとアズマシロガネソウを用意しました。
少しかわったかたちの山草鉢に石などをつけ、土を盛っています。
サワフタギは山ではよく見かける樹のようですが、こういった鉢物の材料として使うのは少しめずらしいかもしれません。
沢沿いなどに育ち、沢をふさぐように葉がたくさん茂るのでこんな名前のようです。
この樹の仲間はハイノキ科といって、燃やした灰を染色材料に使ってたりするのが多いようです。
それよりなにより、この樹の見所は秋に色づく実です。
山では赤い実がなるモノが多い中、この樹は鮮やかな瑠璃色でスゴクきれいですよ!
うまく稔ったらまた画像をアップしたいです。
そして、春の林の中でひっそり咲くチゴユリ(左)とアズマシロガネソウ(右)です。
どちらもホントにちいさくってかわいらしい花です。
チゴユリ(稚児百合)は、ユリの仲間で、ナルコユリとかホウチャクソウなんかに近い野草。
稚児って名前がホントに似合ってます。
アズマシロガネソウ(東白金草)はこれまた大好きなキンポウゲ科。
ボクは気がつくとキンポウゲ科を使っていることが多いので、無条件で好きみたいです。
「東」って名がついてるので関東とかの野草かと思いきや、日本海側に多く自生していて、新潟とか富山とかの山の中に多いみたいです。
なんでクリーム色に一部分だけアズキ色が入ってるんでしょう。
おいしそうな色でかわいらしいですよ。
花が終わった後の実の形は、竹とんぼのようでこれまたかわいらしいです。
か弱そうだけど意外とジョウブで種でよく殖えるところも好きですわ。
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