水辺の景色を
7・8月の草盆栽教室は「水辺の景色で涼しげに」というテーマで開催しました。
ちょっといつもとおもむきをかえて、ガラスの器に水辺の植物を寄せ植えしてみます。
すっと背の高いベニチガヤやシラサギカヤツリは涼しげな夏の植物の定番です。
根元には、これから花芽が上がってくる「サギソウ」や、かわいらしい「シラタマホシクサ」「ヒメトクサ」なんかを寄せました。
水面に浮かんでいる葉は、「アサザ」や「ヒシ」です。
ところで、「シラサギカヤツリ」はカヤツリグサの仲間で、もともと北アメリカのフロリダとかミシシッピーとかの湿地に自生している植物です。
カヤツリグサといえば、エジプトなんかで紙のかわりになった『パピルス』もカヤツリグサの仲間です。
現地では4~5㍍もの高さに育つみたいで、茎を裂いてパピルスを作ってたみたいです。
英語の「paper」とかフランス語の「papier」とかは「papyrus(パピルス)」が語源ですね。
そんなカヤツリグサの仲間、世界中で4000種類もあるそうです!
夏場は、ほんのちょっとでも水辺がそばにあると落ち着いた気分になりますね。
ちょっとしたグラスや小鉢なんかに、こんな風に水辺の草を植えても充分涼を感じることができます。
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