カテゴリー「どいつやら」の22件の記事

2009年5月25日 (月)

簡単ですよ!

先日ご紹介したドイツ製のプランター「レチューザ」ですが、
うちでもその機能を実験するために植物を植え込んでみましたよ。

セットには本体のプランターとレチューザの要である
底面灌水システムの各パーツがこんな感じの箱に入ってます。

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箱から各パーツを出してみました。
底に水が溜まる部分(リザーバー)と土の部分を仕切る仕切り版や
リザーバー部分に水を入れるための給水シャフト、給水シャフトのカバー、
水位計、レチューザ専用の鉢底クレイ(レチューザ・ポンって名前です)が入ってます。

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セッティングはとにかく簡単!!
仕切り版を底にセットして、給水シャフトを立てたら水位計を入れてカバーを
したら本体のセットは完了!
チビッ子でも簡単にできますね。

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次に仕切り板のうえに、レチューザ・ポン(専用クレイ)を平らになるように
ひいていきます。
レチューザはこのクレイのおかげでも植物が丈夫に育つようです。
実は植物は根からも呼吸をするので、土の中が酸素不足になると根ぐされと
呼ばれる状態になってしまうのです・・・
で、このクレイは通気性に優れてて、根がしっかり呼吸できるので、根ぐされの原因である酸素不足を防くとのこと。
さらには土のpHをととのえて、有害物質を取り除いて水質や土壌を改善する効果も
ある素材なので、植物にとってベストな環境を与えてくれて丈夫に育つんですって!
いろいろ考えられてます。
また、大変厳しいらしいドイツ政府の園芸ガイドラインに準拠した資材だそうで。
たしかに、いろいろ厳しそうなので、その分効果は抜群!なのが想像できますよ。

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さて、あとは普通に植物を植え込んでいくだけ。
今回はレチューザのクアドロというタイプを使ってみました。
室内でどのくらい育つかの実験のために室内でも育ちやすい種類の野草を
植え込んでみました。
トクサやゼンマイ、クジャクシダなどのシダの仲間や、斑入りチャルメルソウなどの
耐陰性のたかそうな野草、それに涼しげな雰囲気を出すため斑入りフウチソウなどです。
今回使ったカラー・チャコールですが、初めてみたときに瓦の色のようで、
いかにも野草に合いそう!と思いましたが、クアドロのシンプルな形とともに
思ってた以上に野草との相性がよくて、ドイツ製とは思えないくらい和の雰囲気が
出てますね!

植え込んでから約1ヶ月経ちましたが、すでに根がリザーバー部分に届いている
植物もあるようで、なかなか順調に育っています。
普段つくる草盆栽では、なかなか長期間室内に飾るのは難しいのですが、
その点、今のところレチューザでは問題ないようです。
・・・すごい!

Quadro21_charcoal3

レチューザの底面灌水ってなに?
ってかたはこちらを見てみてくださいね!

Photo

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2009年5月15日 (金)

ドイツ製です!

Pappus(パップス)のWebサイトでコンテナやプランターなど
園芸資材の販売を始めました!

まずは、これまでも庭仕事などで使っていて、特にいいなという2つの
おすすめ商品からはじめてみました。

ひとつめは、ふだん草盆栽づくりでよく使ってて、山野草の栽培では
これが一番だなぁ~と、Pappusでもおすすめの「抗火石鉢」。
自然石なので、当然ながら自然な風合いが山野草などにピッタリです。
それにドライバーなんかで簡単に削れるので、世界でひとつだけの鉢が創れるのも
魅力です。
毎月開催中の「草盆栽教室」でも、抗火石の原石から削って鉢をつくるなんて
のをやったことがあります。

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で、抗火石がよいのは見た目だけでないのです。
抗火石って石は、軽石のようなものなので、石自体が水をよく吸いあげます。
と、いうことは水やりの手間が少なくてすむ!!
難しい言葉でいうと「多孔質」っていって、細かい気泡のようなものが
閉じ込められたような構造になっているから水を吸い上げるわけです~!
それに多孔質でよいところはそれだけじゃなくて、その細かい気泡のおかげで
保温と通気にも優れてます。
ということは、夏暑いのに弱い高山植物なんかもほかの鉢に比べると
うまいこと育てることができます。

お恥ずかしい話ですが、うちでもたくさんの鉢を育てていて
庭仕事なんかで外に出ていることが多いとついつい水やりがおろそかになって
枯らしてしまうこともあります・・・
でも、
抗火石に植えた山野草はそんな過酷な状況でもがんばって何年も
育ってくれているので、経験上おすすめ!!
なわけです。

さて、ふたつめは、以前このブログでもちょっとご紹介したことのある
ドイツ製の高機能底面灌水プランター「Lechuza(レチューザ)」!!
これも抗火石同様、まずは見ためがよいです。
ありそうでいざ探すと意外と見つからないシンプルなかたち。
パッと見は陶器に見えますが、プラスチック製なので軽いです。
どんな雰囲気のインテリアにも合わせやすいカラーバリエーションもよい!です。
なので、シーンを選ばず使いやすく、特にPappusとしてありがたいのは、
実際植え込んでみると、雑木や野草などの和の雰囲気の植物との相性が
すごくよいので、和風モダンな雰囲気のグリーンインテリアを・・・
という場合にはすごく重宝してます。

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で、これまたレチューザも見た目だけじゃないのです。
レチューザの一番のおすすめどころは、なんといっても「高機能」!!
表面の塗装は贅沢にも自動車なんかの塗装にも使われてる方式を採用してます。
なので、屋外で使用しても塗膜が紫外線などで劣化しないので、いつまでも
きれいなまま。
よくあるプラ鉢だと、長く外で使ってるとパリパリ割れたりしちゃいますが
レチューザなら安心ですよ。
それと、なによりほかにない「底面灌水システム」がすごい!のです。
とにかく僕が惚れちゃったのはこのシステムでした。
よくある底面灌水つきのプランターだと根ぐされとか溜まった水が腐ったり
虫がわいたり・・・とトラブルも多くて、水やりは楽かもしれないけど、
植物にとってはあまりよい環境じゃないなぁ・・・と僕自身も底面灌水にはあまりよい
イメージがなかったですが、その点、さすがドイツ製!必要以上に機能にこだわります。
徹底的にテストしていて、それらのトラブルがないように作られてます!
しかも最長で
12週間!水やりしないでも大丈夫だっていうのも、忙しい人には助かります。

というわけで、「抗火石鉢」「レチューザ」、どちらも見ための雰囲気と高機能っていういいとこどりな商品ですよ!
ぜひ、一度使って見てくださいね!

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2009年4月19日 (日)

休日

先日12日の日曜日はFROSTのマリオン&パリスの帰国前日で、
唯一のお休みの日でした。
というわけで、彼らが行きたがっていた合羽橋などをご案内。

まずは料理が趣味のパリスが毎回日本に来ると買うという
京セラ製セラミック包丁とわさびなど調味料探し。
包丁は京セラのセラミックのが一番よいんですと。
ドイツ製刃物は有名ですが、意外!
ワサビはホントは芋が欲しかったみたいですが、
今回は間に合わず、大きなチューブを。
次回来日の際にはワサビ園から取り寄せてあげようと思います。
ほかには七味唐辛子や実山椒などを大袋でご購入。

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河童の河太郎とご対面。
カッパの説明はなかなか難しいですね・・・

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その後は浅草に移動。
手ぬぐいのふじ屋さんに行く途中、
日本一古い遊園地・花やしきを通りました。
ここはジェットコースターがすごく怖いよ!と話していたら
ちょうど建物の隙間を走るジェットコースターが!
「怖い」という意味がわかったらしく、
次のがくるのを見ようと待っています。

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まだ待ってます。

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浅草寺でおみくじを引きました。
旅行運がよいと出たらしく、記念に一枚。

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お昼を食べた後は水上バスで日の出桟橋へ向かいました。
水上バス乗り場に行く途中、七味屋さんを発見。
あれこれ試してましたが、もう買っちゃったのでとりあえずまた今度。

水上バスに乗って浜離宮→東京タワーに行きたかったのですが、
時間も遅くなってきたのでこれまた次回に。

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よく朝早いフライトなので、浜松町の駅で成田エクスプレスの切符を購入。
待ってる間、ハルと遊んでくれてるマリオンでした。

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2009年4月 8日 (水)

ヒルズ作品設置できました

表参道ヒルズスペースOにて、
ヨーロッパのアイウェアブランド26社+日本1社の
合計27社合同のショー「SLIT2009」が昨日7日から明日9日まで行われています。

そして、今回はその展示会場ディスプレイの依頼を受け、
昨日は朝から会場で作品の設置作業してきました。
時間がかなりタイトだったので、
いろいろと不安要素もありましたが、
今回は各ブランドのスタッフの皆さんのご協力もいただいて
(この場を借りて感謝いたします!)
どうにか無事設置できました!

ギャラリースペースとはまた違って、作品以外の事柄でも
いろいろと考えなくてはいけない点もありなかなか大変でしたが
とても勉強になりました。

さて、明日の夜はもう撤去です。
無事問題なく終わらせたいですね!

会場風景は後日アップします。

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ドイツのメーカーであちらでも
いろいろとお世話になった「FROST」の新作です。
初めてのメタルフレームだとのことで、色とモールドがとてもきれいでした!

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おまけ:
ディスプレイに使われていたデザーナーマリオン&パリスのフロスト夫妻のバッジ。

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2009年4月 7日 (火)

ひな

SLIT2009ではヨーロッパ各国のメガネフレームメーカーが
大集合しますが、その中にはドイツでお世話になった
「REIZ(ライツ)」「FROST(フロスト)」の皆さんも来日します。

で、REIZのヨハンとマヌに赤ちゃんが生まれ、
もうすぐ1歳を迎えるというのに、
なかなかお祝いを渡すことが出来ないでいたのですが、
ようやく今回渡すことが出来そうです。

女の子なので、木彫りの雛人形です。

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続きを読む "ひな"

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2009年3月 9日 (月)

バターの花

ヒサビサに野草の紹介です。

Img20090307_00001

おととしの野草の草盆栽教室でつくった鉢に
植えた姫流金花〔ヒメリュウキンカ〕が咲いていました。
キンポウゲ科リュウキンカ属です。
相変わらず、キンポウゲ科の花はかわいらしいものが多いですね!

日本で自生するリュウキンカではなく、
イギリスなどヨーロッパ各地に広く分布しているそうです。
山の湿った草原などに自生する多年草で、早春にピカピカと
輝くような黄色い花を咲かせます。

そういえば、似た花をドイツでも沢山見かけました。
ドイツで買ってきた野草の図鑑をみてみると、
表紙になっているくらいメジャーな花みたいです。
あちらでよく見かけたものは、「Butterblume(バター花)」と
呼ばれてましたが、バターを溶かしたみたいなピカピカした
黄色をしてるからだと聞きました。

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2009年1月30日 (金)

ひろい・・・!

個展は終了しましたが、展示を見た方からあるお話が・・・

「僕の作品の雰囲気を活かして、あるイベントの会場装飾をする・・・」

というお話でした。

で、そのイベントというのがヨーロッパの眼鏡ブランドを中心にした

「SLIT2009」という、4月に表参道ヒルズ地下にあるスペースオーという

イベントスペースで行われる展示会でした。

・・・というわけで、まずは会場を見てみないと

自分の手に負えるかどうかも分からないぞというわけで、

さっそくヒルズに下見に行ってみましたが・・・

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ひ、広いです・・・!

が、せっかくのお話なのでがんばってみまっす!というわけで、

展示まで約2ヶ月と時間はかなり厳しいですが、

ガンバリマス。

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2008年7月 8日 (火)

にいがたまで300キロ

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きょうは、少し時間が出来たので、思い立って関越をとばしてきました。
「新潟 300km」の表示を見て、そのまま行きたくなっちゃいましたが、
(新潟での記事も実はまだ途中なのに・・・)
今日の目的地は埼玉県。

昨日たまたま知った植木鉢の輸入メーカーへ。

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普通のメーカとはちょいと違う、かわいらしい色の倉庫です。
期待が膨らみますよ。

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こちらのメーカーさんは大型の鉢を扱っているので、
倉庫内はおおきなテラコッタやプラスチックの鉢が並んでいました。
いつも倉庫とか工場はわくわくしますね。


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なかには、バスタブぐらいの巨大なテラコッタの鉢も!
海外では目にすることもありますが、こんなにおおきなの、なかなか日本ではお目にかかれません。

で、今回の目的はプラスチックのコンテナ。
海外のインテリアや建築の雑誌で目にする、シンプルでモダンなデザインのものを
こちらで輸入しているのです。
さすが、イタリアのメーカーは面白いデザインのものが多かったです。
でも、特に気になったのは、ドイツのメーカー。
底面潅水のシステムがすごい!鉢です。
忙しくって留守がちの人にはこれならどうだ!っていうくらいすごい便利みたいです。

しかも、メーカー名を聞いてびっくり。
「プレイモビル社」
!!
レゴと並ぶ、あの知る人ぞ知るプレイモビルを作ってる会社が作ってましたよ。
なんでも、社長が植物好きだそうで、でも忙しいから枯らしちゃったりしてたもんだから、
そんならみずやりの手間がかからずに植物がよく育つ鉢を自分で作っちゃえって、
開発したんですと。
さすがドイツ人・・・

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そして、ショールームには等身大?のプレイモビルが鎮座。
(倉庫にもう1体いました)
ファンの人にはすごいお宝なんでしょうね。

トイレにも庭師のプレイモビルたちがいました。
よく見ると、あのでかいやつと同じのがいたりします。

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2007年12月15日 (土)

0~2Monate?

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我が家の子のお誕生には、たくさんの方からいろいろとお祝いをいただいちゃいました。
そのなかで、服をいただくことも多いのですが、少し大きくなってから着れるもの、ちょうど
今の時期着れるものと、なかなか偏らずバランスよくいただいているので大変助かっております!!

で、ちょうど今お仕事で来日中の、ドイツのFrostさんちのマリオン&パリスからも子供服をいただいたいちゃいました。
「0-2Monate」と書いてあります。
どうやら生後0~2ヶ月の新生児用のお洋服。
帽子つきです。
白い糸で猫の刺繍も入っていてかわいいですよ。

子供にあててみると、なんだか大きいみたいでサスガドイツサイズ!
もう少ししてから着せてみようかな。

ところで、子供の名前ですが「ハル」です。
漢字で書くと「陽」という字にしました。

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2007年9月18日 (火)

J&M

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ドイツでイロイロとお世話になったお友達、ヨハンとマヌが先月ついに結婚しました。
オメデトー!!

じつはウチの奥さんとぼくも結婚式にお呼ばれされたんですが、諸般の事情により出席できず・・・
(おちついたら3人でいきますよー)

というわけで、せめて何かお祝いの品を・・・と、以前このブログでも紹介した陶芸家佐藤火圭さんの須恵器タンブラーを二人に送りましたよ。
佐藤さん、イロイロとお気遣いいただいてありがとうございました!
二人も喜んでると思いますー

佐藤さんはちょうどあさって9月20日まで銀座の衣装らくや「らくやギャラリー」にて個展を開催中。
それと、9月29日から10月5日まで丸善の丸の内本店ギャラリーでも個展を開催とのこと。
会期中はずっと在廊されているとのことなので、お時間ある方は是非一度佐藤さんの作品と、そのなんともいえない素敵なお人柄に触れてみてくださいね!

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